なおちゃんが、様子を見にきてくれた。 腫れ物を扱うようにして、人びとにこうやって距離を置かれるとき ボロボロに傷つけてくる人たちよりも、もっと傷つく。 タオ君が、そばで、何事もなかったように一緒に過ごしてくれて、気遣いあって、なおちゃんは、わたしが一度も助けてほしいと言わなくても、さりげなくそうして、足を運んでくれる。 辛かったことや、嫌な出来事や、あってはならない酷いことも なおちゃんと短い時間 […]…
だれかたすけて…
イルカを見に連れて行ってもらえて、それが、すごくすごく嬉しかったのに そのことを、日記に書くことができなかったことが、すごくすごく悲しくて、涙がとまらない。 ほんのとるにたらないことを、やらせてほしい。 たったそれだけなのに。 悲しくて、たまらない。 今日はアキちゃんがメールくれて、嬉しかった。 たおくんが、必死でわたしの世界を守ろうとしてくれる。 小さな、小さなわたしの世界 ただイルカを見に連れ […]…
古いレシピの間に、当時の記録がちらほら残っている。 誰にも見せないけど、大好きになった人に出会ったときの、こまかな会話の内容とか。 あれから本当に、時間が経って 当時大事にしていたけれど、通り過ぎたものや 必要なくなったものが、山ほどあるんだなあと思って、時の経過が嬉しかった。 ニューヨークで大学に行っていた頃は、哲学や宗教や心理学の授業をよく取っていたり、前の旦那さんがPh.D.( […]…
春の雨って、好きだな。 夏の雨も好きだし、秋の雨も好きだし、冬の雨も、好きだけど。 静かに濡れた庭で、盛んに春を告げた花々たちがひとつまたひとつと散っていって、荒れたように色が消えゆく季節の変わり目。 体調を崩したり、風邪をひいたりするのは、無精だからとか身体が弱いからとかじゃなくて、とても自然なことなんだなと思わせる。 たおくんが、ものすごい鼻水をかみまくってティッシュを大量に消費 […]…