(2021年10月5日の記録) 再投稿 数年前、保育園の近所の家の前の庭がきれいで、送り迎えの時によく立ち止まって見ていたら、おばさんがお花を数回くれたことがある。 オキザリスというお花は、見たことなくて可愛くて、「これかわいいねえ」と思わず声をかけたら、そのまま苗をくれた、冬の晴れた穏やかな日々のことだった。 それから愛らしい小さなパラソルが咲いたり閉じたりする姿を楽しんで、次の年もまた花をつけ […]…
庭いじりをしていて、お花を数シーズン、プランターに植えて、何度もハーブを枯らし、3年目で地植えを始めて、そのあとでバラデビューし、クリスマスのツリーは毎年枯らして、こないだのクリスマスはツリー無しの庭だった。 近所の家家の庭を横目で見ながら、ときどきとても手の込んだ庭があって足を止め、関心したり、丹精に手入れされている玄関の花に息を飲んだり、センスの良さに唸ったり、偶然家主が庭いじりをしていたら、 […]…
あの日、あんなにも真っ暗だった日から 今日は、こんなにも世界は明るい。 何もかもが十分すぎるくらいに、そこにある。 …
確か アネモネを初めて植えた年は、まだ花を咲かせるのに肥料がいるということがあまり分からずに 1回美しい花を楽しんだ後 それは枯れて、終わったんだっけか。 今年の春で4年目を迎えるハコニワが 少しづつ 少しづつ経験を重ねて そのうち肥料を欠かさずにあげることで、花は大きくたくさん長く咲くというのを覚えた。 何もかもが 当たり前になる日がきっと 来るんだろう […]…
雪は、すべてを許してくれると思う。 ちらちらと白い粒が舞い降りるのを朝からずっと眺めてて、これまでの全部を、許すよと 言われてるみたいだった。 ごめんなさい 何度そう呟いても、胸がくるしくて その心を、雪がゆっくり癒してくれるみたいに …