わたしは、正真正銘の嫌われものだった。 この国で、それは物心つく前から呪いのようについてまわって りゅうじがいなくなったことで、ただいなくなったことではなく 何年もずっと、人間関係は常に最後わたしが嫌われて終わる形で、 わたしを愛してくれる人は、この国にはやっぱり誰もいないのだという 小さな頃からの思いこみがぜんぶ溢れて、 鋭く尖ったナイフで からだじゅうを突き刺される […]…
たおさんが、いろんな日本語を覚えて使うようになってる今日この頃。 今日は小さいきのこの山を買ってきて食べていたら、 「たおくんは、たけのこの山が好き、あの、かたちがグッとくる」 と言っていた。 たおくんがきのこよりたけのこ派なのは知ってたけど、 たけのこの山の形に【グッとくる】ような年になったのか、すごいなと思った。 このまえは、6月に引っ越しをしてから、 […]…