愛のきろく

パートナー

01/20/2023

潤がきたときに、話しておこうと思った相手はあと2人いた。

りゅうじと、まことさんだった。

セックスをすべきかとか、どこまでがOKで、何がなしかを話しておきたかった。

本当に愛している誰かがいることを、潤はいつも温かく肯定してくれた。

 

わたしはそれが本当に嬉しくて、人を愛することをとても大切にしている自分を、唯一受け入れてくれたのが、潤だったから。

 

潤は潤で、「自分は独占欲が強い」と言って、

わたしはわたしで、「一番愛されたい」と望んでいて、

それでも、わたしたちは

お互いが、人を自由に愛することを許すことができる関係なのだと思う。

 

わたしのパートナーになるひとは、わたしが他の誰をも自由に愛していいと思える人だ。わたしがわたしのままで、生きていいと思ってくれる人。

 

だからわたしは潤と生きていくのだと、最後そう思ったのだと思う。

 

 

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