何かに憧れる、というのがどういう心理なのかを、ここにきて初めて
なんとか理解しようと努めている2023初秋。
自分には、憧れや卑屈という感覚がもともと存在していない。みなが違って当たり前の世界に、それは存在していないと思う。
それはとても日本特有のものだ。
英語の訳を調べてみたけど、admireという単語は例えば、敬愛するという意味が近く、自分と比べて見上げるような、嫉妬の交じった、あの憧れとは違う。
多分、同じ意味合いの言葉は存在していない。
この国を理解するのに、「憧れ」という感情や「卑屈」という、特殊な感覚を理解できれば、それは自分の生きる道へと繋がってる。
違うものに対する羨望。
抜きん出ていても、劣っていても、嫉妬も優越感も、出どころは大して変わらない。
似たようなエネルギーだ。
そして、そこにある歪みじゃなくて、その下の愛を見出すことができれば、多分この国の美しさの本質が理解できると思う。
そしたらわたしは晴れて自由だ。
小さなころから、憧れや卑屈さや嫉妬や見下しにまみれてきた人生。
一見素敵にみえる、「まいさんに憧れます」のエネルギーに、
これでもかというほど苦しめられた。
わたしが、この人生で「憧れるな」と思ったひとは3人いる。
前の旦那さんと、タオくん、そして潤の3人だ。
でもそれは、リスペクト、尊敬のような念のほうが多分近いと思う。
日本の研究と癒しは続く。
謎解きライフ。
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