支援・配慮について 2024 vol.4

最近教えてもらった大事なこと

02/29/2024

 

最近何人かと新しく関わりながら、支援をもらいながら色々話していると、ほんとに長い間探してた答えが一個づつ目の前に現れてゆく気がして、毎日が楽しくて本当にありがたい。

その中でありがたいな、大切だなと思ったこと記録。

 

1つは、「まいちんはどうしたいのか」にちゃんと焦点を当てて「本人の意思」主軸で話を訊いてくれるというもの。

 

「本人の意思、段階やレベル」

世間一般の解決策や方法論は、ポニョには一切通じないことはよくある。
たとえば私の場合は、ディスレクシアや忘れ物対策に読み上げアプリや、リマインド機能などを活用すると毎回言われたが、まず読み上げアプリをどうやって導入すればいいかもわからない。リマインド機能にたどり着くことができない。などもある。
便利なサービスも、お金を払って解決できそうなことはありとあらゆることを試した。
でもそれ以前のつまづきで、コミュニケーションがそもそも取れずにお金だけ払って依頼ができずに終わり。
何度経験したことやらw

そんなときに、最も低い階段の側まで来てくれて、「どうしたいのか」を一緒に解決しようとしてもらえることは、最上級の愛をもってしか、できないことだと思う。

 

2つ目は、「助けが必要な立場、助ける立場、それ以外の立場」の、まいちん以外の大事な場所にもフォーカスして、話してくれるということ。

「大事にすべき立場は、すべて」

助けが必要なひとにだけフォーカスがいくのもよくあることだ。
大人と子供がいれば、いつも人は子供の話ばかりする。

支援者は、当事者を優先させてしまう。

でもほんとうは、誰もが自分を大事にできること。目の前にいる人を大事にできること。それ以外の人も、大事にできること。どの立場においても、このどれもが欠けてはいけないとわたしは思う。

自分もつい、ひとのことばかりに意識が向いて、自分が休むのを忘れてしまうことがあったり、余裕がなくて、自分のことばかりになってしまうことがよくあるけど、ずれたらきちんと教えてくれるひとがいる。

それはわたしにとって何よりありがたく、いつも相手を尊敬できる。安心につながる。

 

「知り合った期間のこと」

たまに、適切な支援をもらうには、長い期間知り合いながら自分の特性を知っていってもらうしかないと初めから切り捨てられることがある。確かに、時間をかけて理解に至るまで繰り返し繰り返しトライアンドエラーをやりながら、作り上げていく関係もある。

でもそれだけではないと思う。

知り合った期間は問題ではなく、その人がこれまでの人生で何を経験してきたか?
どんな想いをもって、周囲の人と関わっているか?などなど。
それは立場も、当事者かどうかも、年齢も、専門家かどうかも、男女も一切関係ないことを、わたしはこの数年身をもって知った。

 

 

「優秀xポニョ ギフテッド2E」

頭がいい、才能があるというだけで、困っている部分に助けをもらえないという日本の通念は、一刻も早く壊れてほしいと思う偏見だ。
ギフテッド2E(優秀ポニョ)の人たちは、必死でポニョを優秀さでカバーしてギリギリ生きている。でもそれはギリギリなのだ。

助けを求めてもスルーされ続けたことで、結局わたしは何度も死にかけて、何度も死のうと思ったし、鬱や不安障害、パニック障害などなど2次的な病気になってそれは、当然だったと思う。

見た目にわかりやすい障害は手を差し伸べてもらえても、目に見えない困りごとが、結局命にかかわることに気づいてはもらえない。

そんなケースが、専門知識なくとも、「となりにいるひとに小さな思いやりをかける」ことで大勢が救われてゆくことに、みんなが気づける日がくるまで、わたしたちの旅はきっと続く。

 

 

 

    Leave a Reply