なおちゃんが、様子を見にきてくれた。 腫れ物を扱うようにして、人びとにこうやって距離を置かれるとき ボロボロに傷つけてくる人たちよりも、もっと傷つく。 タオ君が、そばで、何事もなかったように一緒に過ごしてくれて、気遣いあって、なおちゃんは、わたしが一度も助けてほしいと言わなくても、さりげなくそうして、足を運んでくれる。 辛かったことや、嫌な出来事や、あってはならない酷いことも なおちゃんと短い時間 […]…
春の雨って、好きだな。 夏の雨も好きだし、秋の雨も好きだし、冬の雨も、好きだけど。 静かに濡れた庭で、盛んに春を告げた花々たちがひとつまたひとつと散っていって、荒れたように色が消えゆく季節の変わり目。 体調を崩したり、風邪をひいたりするのは、無精だからとか身体が弱いからとかじゃなくて、とても自然なことなんだなと思わせる。 たおくんが、ものすごい鼻水をかみまくってティッシュを大量に消費 […]…
ほとんど誰とも話せなくなってしまった2月。 辛くて暗い、時間だったけど また春がきて、人と、あたたかな関わりをもう一度たくさん経験していきたいと思った今日。 誰かが感謝して、愛されて、そして感謝して、わたしもまた愛に突き動かされるみたいにして過ごす日々 きっと、どれほど傷ついたとしても 何度でも 立ち上がって、わたしは人をちゃんと、愛することができると思う。   […]…
あの日、あんなにも真っ暗だった日から 今日は、こんなにも世界は明るい。 何もかもが十分すぎるくらいに、そこにある。 …
それがたとえ、 どんなに数奇で どんなに悲劇的で どんなに壮絶であったとしても わたしたちは、その運命の上を、選んで歩いてるんだなと その全てが 美しくて、あるがままで、 それでいいんだと。 …