ウンベラータ 11-25-2021

我が家に来て、これで5年目くらいになるウンベラータ。
毎年、毎年季節が1年で最も爽やかになると、確か5月とか初夏あたりに続々一斉に葉が落ちて、新しい葉がニョキニョキ生える。
観葉植物は、全然得意ではなくて、しょっちゅう枯らすんだけど、このウンベラータは本当に長い間寄り添ってくれて、いつもそばにいてくれて、雨の日も風の日も、どんなに辛く荒れ狂って来た時期も
そっと生きながらえてくれたのだと思う。
(まだ生きてるってことは、そう)
この5年くらいで一度だけ少し大きめの鉢に植え替えをした。
水やりを忘れても、時々あげるだけで今のところ元気にしてくれてる。
ところがここ1、2か月くらいになって突然、枝が増えたせいで、重さが偏ってズンズン枝が傾きはじめたのだった。
調べると、切って挿木にしたりするのに向く季節はとっくに終わって、次のシーズンを待つにもそれまでに倒れてしまいそうな勢い。
形も横に広がりすぎて、場所ばっか占領するし、かと言え大きな葉のついた枝を切るのもせっかく大きく育ったのにもったいなくて忍びない。
しばらく迷い続ける間もどんどこ傾き、もう根っこが土から出てて、常にピサの斜塔が崩壊しまいかハラハラするようになってたので、業を煮やして遂に切ることにした。
バッサリ一本1番大きく外れていたものを切ろうと、突如パン切り包丁を持ち出した。
ちょっと痛いよ〜我慢してね〜と言いながら、ものの10秒で切った。
長年連れ添うと植物も本当友だちみたいに思うから不思議。
しっかり育って剪定ができるまで大きくなったことは、喜ばしいことだな。

枝はもったいないけど、切ってよかった。
潔く切ると、まあすがすがしい気持ちがして、本当この2か月くらい、常に邪魔くさくなったサイズ感が気になって気になってたので
もっとさっさと切ってやりゃ良かったと思った。
わたしたちはいろんなものを抱えて、もったいないもったいないと生きてるけど、
本当今後は迷ったらサクッと手放しだなこりゃ、と思った。
切り口からは、木工用ボンドみたいなネチョネチョした液体が出てくるので、しっかり洗って水に挿すと書いてあった。
パン切り包丁は基本パンしか切らないから、こんなタイミングでウンベラータの枝を切るハメになるとは想像もしてなかったんだけど、
でもハサミじゃ無理そうな太さの枝になってて、ノコギリでゴリゴリするには華奢な枝だったので、パン切りがふさわしかった。
切った枝葉、根は季節がら生えないかもしれないけど、一応瓶に挿しておいた。

もし運がよければ、こいつも植えられる日が来るかもしれない。
分家は、嬉しい。
なんか、ちょっぴり達人になった気持ちになるから。
家の中の植物はまだまだひよっこだけど、観葉植物とかかっこいい形に育てられたりしたら、黒帯だな。

山下さんが、会社のデスクにちいさい植物を置きたいといったので、しばらく前にホームセンターで見繕って、前にキャンドルがはいってた入れ物にいれてあげた。
ちゃんと成長してるみたい。
なにかが育ってくって、ほんとう嬉しいな。
山下さん、可愛い。





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