毎年10月とかになると、来年のカレンダーを探すのが楽しみ。
日本の本屋さんとかじゃなくて、ネットで洋書のカレンダーをいろいろ世界のミュージアムとかから出されてるやつを見ながら、来年はこんなかわいい気分で行こうかな。
とか幸せな年を願っていくつか買う。
リビングに一個と、ベッドの部屋に一個と、かわいいのを見つけると友達に送ったりする。
長い間、ウィリアムモリスのカレンダーを定番で買っていたんだけど、今年からウルフカーンという巨匠のがお気に入りで、また2022バージョンを注文した。
しらべたら、2020年に亡くなったそう。
そうかあ。
亡くなってからわたしはこの巨匠を知ったんだなあ。
すごく色がキレイで、ずっと眺めていても飽きない。
誰かの絵を見たりして、
こんな絵が描きたいと、ふだん思うことはあんまりないんだけど
これから、もしときどき絵を描かせてもらうことがあれば、少しづつ幅を広げたり、いろんな絵に挑戦してみたいなと思って
本当にこんな素敵な色が塗れたらなんて幸せだろうと思った。
毎年
11月や12月に、来年のカレンダーをこうして横にならべる短い時期が、とても好き。
クリスマスの飾りつけをして、カレンダーは2つになって、家のなかは暖かいクリスマスの音楽が流れて、そして年が暮れていくのをゆったりと楽しむんだァ。
ずっと何年も
自分の「表現」について、静かに追い続けてきて
それは時に、文章であり、写真であり、絵や香りや仕事であり
料理であり
今もじっと、そこの大切な地点を低いハードルを地道に飛ぶように
考え続けてる。
世界の、表現者という表現者のひとたちへ尊敬の念とともに
その愛を借りながら、
生きることを通して
生活することを通して
自分を表現する術をおいかけて
死ぬまできっとその旅はつづく。
らいねんももちろん😃
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