この人生の中で
本当に、本当に欲しかったものを
本当に、本当に、魂レベルで望んで生まれてきたものを
最後、確かに手にするには、
一体どれほどの量の荷物を下ろさねばいけなかったんだろう
とそう思う。
でも、その欲しかったものは
その全てを超えて、そして前へと風を切ってすすむのに値する
それくらいに、この人生さいごの宝物だったんだと思う。
なにもかもを手放して、大切なものも、いつか描いた夢も、愛していた人たちも、最愛の息子も、
そして、自分の命さえももう投げうっても平気だったわたしが
最後の最後に喉が潰れるまで
神様にひれ伏して泣き叫んだ時に絞り出たことばは、
「かみさまお願い、わたしの、命もなにもかも全部、明け渡すから
潤くんだけは…潤くんだけは
奪わないで…
お願い…」
だった。
わたしには、やりたいことがあった。
書くことや
生きることや
愛すること
その最後に、かみさまがわたしに、残してくれた宝物がある。
わたしは、今、まっすぐにそこに向かってる。
これまで、ありとあらゆる
やりたいことに夢中になってきた、どんな瞬間よりも
打ち震えるくらいに幸せを感じる。
わたしは、自分の人生をやっと
見つけて、やっと
辿り着いたんだ。


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