スイスのピアニスト、Thierry Lang
この人のピアノが、本当に好き。
わたしはピアノのことを全然知らないし、ジャズのことも全然知らないし、有名なピアニストやアーティストのことも全然知らないんだけど、なぜか、足を止めて、ひっかかる音というのが昔からあって
それは、その人のギターの、一瞬だけ音がすこし上がる癖だとか、テンポが一瞬だけズレる癖だとか、
なんかうまく説明できないけど、そういうクッと何かほつれた糸がくっと椅子に引っかかって振り返るみたいな
そういう感じで、それで繰り返し聴いていくとどの曲にもその同じ癖みたいのがあるような
多分、きちんとした音楽シーンで、優雅な音だとか流麗なピアノだとか表現される部分はあんまりわからなくて
(ああ、この人はきっとこんな風にペンを持って書くんだろうな)みたいな部分にいつも
釘付けになるんだ。
彼のピアノはただ流れるように、染み入るように、セクシーでうるおう。
細やかで、くすぐったくて、
あとはなんか、自分の中にもある、自由さというか枠に囚われない感じが好き。
不思議とそして、どこまで遊びに行っても帰る家があるみたいな安心もそこにあって。
音は、本当不思議で同じ曲なのに、どうして弾く人によってこんなにも違うんだろうっていうくらいにオーガニックで生き物だ。
人の声も、歌も、楽器も、かみさまからの贈り物だといつも思う。
いつかライブにいってみたいな。
ハグしてThierry Langのピアノが大好きだよと言いたい。
The Nearness Of You
素敵なタイトルの曲だなあ






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