台所 生きること

食べる

01/04/2022

まいにち、まいにち戦場にいるみたいに

一回一回食べるのに必死で

 

いつか昔、外国にいく前は、いつもたべものを探して

食べては吐いて、食べては吐いてを繰り返してた

 

もうこれ以上この国では生られないとあの時わたしは思って

必死でお金をためて、最後シャルル・ド・ゴール空港目指して飛行機に乗ったんだった

 

あの時と今は

なにも変わってないように見える

食べては吐いて、食べては吐いてもがき苦しんだあのときと

食べれずに倒れ、食べれずに倒れを繰り返す今このとき

 

ひとつ唯一ちがうこと、それは

あのころは、ひとりだった。

 

いまは、みんながなんとか私を生かそうと、食べさせようと一緒に考えてくれる。

 

クリスマスに山下さんがもう来ないと言ったその日から

 

寝込んで倒れてを繰り返した年末年始だったけど

空腹で倒れて誰にもたすけてもらえない悪夢はもう

二度と、起こらないようにする。

 

一生懸命生きてるよ。

この国で、文字通り、いっちょまえにご飯が食べられるようになったら

わたしの人生はいつ完結してもよい。

 

食べなきゃ。なんとか。

 

 

きょうはちいさなハコニワで舵央くんのお弁当の残りをたべた。

 

 

朝パニックを起こし、怒り怒鳴り散らして

まずい弁当を作ってやる!!!!お前のせいでりゅうじはいなくなったんだ!!!

とたおくんに八つ当たりし、本当につらかった。

たおくん本当にごめんね。

りゅうじがいなくなったのは、いつだって誰のせいでもなかったのに。

 

朝そうして結局たおれてしまったときも、一生懸命口にみかんを運んでくれたり、薬を飲ませてくれたタオくんだった。

 

こんなママを助けてくれて、ありがとう。

 

 

 

お弁当のすてきなところは、同じころに愛する誰かが

同じものを食べてるんだって思うところだね。

 

 

なにかをわかちあう喜びのことを

日々こくこくと、噛みしめる

ママの作ったお弁当たべてくれて、ありがとう

 

 

地獄に終わりは来る

絶対に

 

 

 

 

 

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