今年は、ガーデニングを始めてから
トレニアがほんとうに良く咲いた初めての年だった。
1年目は、買ってきて梅雨であっというまに枯らしてしまい、小さな株は一向に大きくならず、花も少なく、他の花に比べても全然上手に育たずに、何個も買ったのにひとつも成功しなかった。
こころが枯れると花たちは全滅で、その初夏もわたしは山下さんを失った。何ヶ月も悲しみに暮れていた辛い夏だった。放置されたベランダにはゴキブリは出るわ枯れたコンテナ(鉢)はめちゃくちゃだわで悲惨だった。
今のハコニワがそうなりつつあって怖い(涙)
2年目は、やっぱり初夏にお店に並び始めると、可愛いなあと思うので、再チャレンジしてみるかと3ポットくらい買ってくるんだけど、それ以上は大きくならなかった。
その夏は、仕事に明け暮れていた夏で、心を痛めたり悲しみに暮れる代わりに、刻々と限界に近づいていた夏だった。
街角で、とても上手にトレニアを咲かせてある大きな株をみると、おもわず近寄って名人にコツを訊きたくなったものだった。
初めて買ったトレニア。↑↑↑
買ってくるときのトレニアは、10センチくらいの大きさで、背も低い。まだどの程度大きくなるのかの感覚がないので、詰め詰めに植えてしまう。
2年目に買ったトレニア↓↓↓
かろうじて少し大きめのテラコッタに植えてるけど、これも全然大きくはならずにそのうち枯れた。
トレニア難しいなといつも思ってた。
枯れたときに掘り返すと、根が全然根付いてない。
※素焼きのこういう茶色の重たい鉢のことをテラコッタという
いま振り返ると、前の部屋には2年と少し住んでいただけなんだなァ。
色々なことが起こりすぎて、なんだかずっと遠い昔のように感じる。
しかしやっぱり可愛くて、今年もさっそくチャレンジと思い控えめに3株買ってきた初夏。
引っ越し直後で身辺がグチャグチャだったのもあって、ほとんど期待もせず植えたんだけど、コンテナを全部覆ってはみ出すくらいに大きくなり、花もつけ、背も倍くらいに伸びた。
ハンギングのほうは、土も少ないし乾き気味だけど、それでもかなり安定して花もつけて、とてもキレイに咲いてくれていた。
可愛くて大好きだったけど、即刻花が咲かなくなったライラック色の花が、実はトレニアの一種だったことがわかった。
これは去年植えたけどすぐに咲かなくなった
スーパートレニア カタリーナ。
スーパーと名前がつくくらいなので、名人級になるとわんさか花を咲かせるらしい。我が家のは今年もポツポツ咲いてくれる程度で、
↓こんなん見たことないけど、名人の中の名人は咲かせられるらしい
数年後にはこうなりたい
今回地植えにしたこともあって、まだ加減がわからなかったけど、やっぱり可愛いカタリーナなのだった。
これがスーパートレニアカタリーナちゃん。
かわいい。
色がかわいいんだよなあ。
花や草木は、ものすごくわかりやすいくらいに【愛】のエネルギーと連動している。水や光や肥料はもちろんエッセンシャルだけど、今年これだけトレニアが大きく咲いてくれたのは、山下さんがそばにいたからな気がする。
ほかの家の外の植木が、まったく同じ条件で植えてあるのにもかかわらず、数ヶ月でうちのがダントツで成長している。
タオくんに「なんで伸びてるの?」と聞かれたので
「愛だよ、愛」と答えた。
山下さんが戻ってくるまで、また花をちゃんと咲かせられるといいなァ。
うう( ;∀;)寂しくて死ぬかもしれん
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