Hakoniwa b. ガーデニング

3 weeks of weeding

08/08/2021

3週間。昔から、なにかに「慣れる」までに

ようやく肉体と心と意識のずれた時差が、揃うまでに3週間が目安だった。

なにかを始めて根づくまでに3日、3週間、3ヶ月や3年という。

 

プールに通い始めたことを山下さんに言ったら、

「じゃあまずは3年続けてみようか」

と言われたので、

「…3ヶ月じゃダメ?」

と思わず聞いた。

 

わたしが過去命を何度も断ちかけたことを知っているので、彼はわたしに

「未来」を常に匂わせるようになった。

それがたとえ幻でも、嘘でも、そこにある愛が嬉しかった。

 

3週間経過したハコニワの草たちは、ほとんど綺麗になってきたと同時に、チビがまた生え始めている。

起きれない日が続いて、今日も少しだけ暑くなってから外に出る。

初心を忘れぬように、完璧じゃなくていい、失敗してもいい、たった1本でいいから、草とりをただ毎日続けること。

そのことを思い出して、もしもうまくできなかった日があったとしても、次の日からまた始めればいい。

そう思いながら取りかかると、まるで毎日が、ちゃんと昨日から続いているような感覚がしてくるから不思議だ。

 

時間や空間、記憶をこの先上手に扱いながら、

つきあっていけることは、わたしの日々の大きなテーマだと思う。

 

今自分がいつどこにいるか、迷子にならないようにするために始めたような

草とり名人への道は、確かにわたしを昨日から朝につないでくれている。

 

自分の世話すらままならない自分が、朝と晩に必ず水をあげに出る花たちが、

わたしを生かしていて、命はそんなふうに支えあっているのだと感じた。

 

今日も、明日を信じながら、過ごせそう。

 

しかし名人の先輩が教えてくれた、「かわいいやつは残して、かわいくないやつを気ままに抜けばいい」の名言どおり、

よくみると新しくまた生えてきたチビたちはどうも可愛い。

直径3センチくらいの草が、ぽつりぽつりまた生え始めているのをみると、思わず応援したくなった。

わたしもがんばるよ、と。

 

毎日暑いなあ。今日も37度とかになるみたい。

草とり名人への道は続く。

    Leave a Reply